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小児からはじめる矯正治療の最終的なゴールは、正しい永久歯列の完成です。
お子さんひとりひとりの成長具合や治療開始時期などによって違ってきますが、
Ⅰ期治療で1~2年、Ⅱ期治療で2~3年ほどの治療期間が一般的です。
●Ⅰ期治療【1~2年】
顎の骨のバランスや大きさを整える骨格矯正を行います。
症状にあわせて、可撤式(取り外しが可能な)装置やワイヤーを用いて、
出っ歯や受け口、顎のずれ等の改善や、永久歯の並ぶスペースを作るために顎の大きさを拡げるなど、この時期にしか効果を得られない重要な治療を行っていきます。
●Ⅱ期治療【2~3年】
歯の位置を整えるる歯列矯正を行います。 ワイヤーを用いて歯を立体的に動かし、細かい歯並びの治療を行います。その際、ワイヤーを誘導するためにブラケットを使用し、歯をきれいに並べ、最終的な咬み合わせを作ることを目的としています。
●保定期間【2~3年】
きれいになった歯並び、咬み合わせを安定させます。
リテーナーという取り外し可能な保定装置を使用します。
永久歯が全て萌そろうのは12~15歳ごろまでですが、その時期まで何年も矯正器具を装着しているわけではありません。